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富士フイルム株式会社 富士宮工場 | |||||
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1963年の工場創立以来、生産活動に伴う環境への影響を正しく認識し、環境を大切にする風土を先人から引継ぎ教育伝承するとともに、その情報を積極的に公開し、環境に対する地域・社会の皆様の声を真摯に受け止め、環境保全に日々努力してきました。 |
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<節水活動> 創立以来豊富な地下水と河川水で生産の水を賄ってきましたが、生産規模の拡大に伴い節水型設備の導入などを繰り返し行い、一度も取水制限を変えることなく今日に至っています。最近では、2000年に使用量が地下水の取水制限である、67,500トン/日を超え、河川からの取水もあるのですぐには生産に影響はないものの、渇水で河川の水量が減る可能性をリスクと捉え、大規模な節水活動を展開しました。 従業員全員参加による「見える化」活動で、使用水量を流量計等で日々チェック、使用量が増えれば原因を探し、すぐに対策を講じました。この繰り返しで、生産に適切な流量を突き止め、無駄な使用を減らしました。バルブにも開閉や開度を表示、バルブの「見える化」を図りました。 更に5〜6ケ月先の地下水位を、地下水位と雨量からシミュレーションする「渇水予測システム」として従業員自ら開発、渇水リスクが高いと判断すると、事前に対策を打ち操業への影響を抑える体制を取りました。 こうした取り組みや、従業員啓発・リスクコミュニケーションにより、2005年には1万トン/日の削減で地下水の取水制限を下回り、更に現在では2万7000トン/日余りの節水に成功しています。 <省エネルギー・CO2削減活動> 工場では省エネルギー、CO2削減の両面から積極的に活動を進めています。工場内でIMS委員会の他に特定課題推進委員会として「温暖化対策委員会」を設置、ムダ・ロスの削減のみならず、製品の処方や製造工程の条件から見直す活動を行っています。また従業員全員への啓発として「温暖化対策通信」の発行、従業員一人ひとりが会社でも家庭でも地球環境に優しくなるために、全社で行っている実践型啓発活動「アイスチャレンジ」に積極的な参加を促すなど、幅広く活動しています。 また、CO2削減にも早くから着手しました。2002年には自家発電プラントのガスタービン・コンバインド設備を重油から天然ガスに燃料転換し、最近では2007年に最新型の高効率ガスエンジン・コジェネレーションを導入して発電設備の再編成を行いました。 こうした努力により、2012年目標では2003年に比べ、生産面積あたりのエネルギーは約29%減、CO2排出量は約34%減と大幅な省エネルギー、CO2削減を達成できる見込みです。 |
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