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個別対話「環境保全連絡協議会」 日本化学工業(株) 福島第二工場 |
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第8回となる近隣住民との対話集会(環境保全連絡協議会)が、5月18日に滝桜で有名な三春町にある福島第二工場内で開催されました。3月11日の東日本大震災では激しい揺れがありましたが、工場及び近隣の住居は阿武隈台地という岩盤の上にあることから、被害は小さかったようです。しかし、ガソリンが入手できず、通勤できない従業員が多数にのぼったとのことです。
対話集会は区長の方が8名、町役場の方が2名参加して、会社側9名等の総勢20名で開催されました。出席者全員の自己紹介から始まり、その後今回の地震時の工場対応状況が説明されました。続いて最近の住民からの苦情内容と対策が説明されました。
工場見学では、地震時及び住民からの苦情に関係する設備を全て回り、それぞれ対策を説明していました。
昼食をとりながらの意見交換では、今回のような災害があった場合、工場にある危険物、有害物が住民には分からず不安であること、爆発、火災の可能性や住民避難の可能性等について説明が欲しいとの要望があり、次回はこの点を中心に協議会を開くこととなりました。
当工場は創業から90年近くなることから、地域住民とのコミュニケーションが良好に行われているという印象でした。今後も着実に進めていただきたいと思います。 |
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