目次
RCを知っていますか?
発行にあたって
環境・安全に関する日化協基本方針
報告書2011のトピックス
RC委員会の運営
RC委員会活動計画と実施状況
環境保全(省エネルギー・地球温暖化防止対策)
環境保全(産業廃棄物削減)
環境保全(化学物質の排出削減)
保安防災
労働安全衛生(労働災害防止に向けた取り組み)
労働安全衛生(安全表彰・シンポジウム)
物流安全
環境・保安投資
会員のマネジメントシステム
化学品・製品安全
会員の社会対話
RC委員会の活動(社会との対話)
会員交流
国際活動
RC検証
RCに期待する
JRCC協議会会員
注文書

 
 
 
 レスポンシブル・ケアの実施はPlan(計画)? Do(実行)? Check(評価)? Act(改善)を循環させる、いわゆるP-D-C-Aサイクルに沿って行います。そのツールとしてISO14001等の環境マネジメントシステム(EMS)や労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS) の導入が進んできています。
 
会員のマネジメントシステムの導入状況
環境マネジメントシステム(EMS)の導入状況
 EMSは環境に関する方針や目標を企業自ら設定し、その達成に向けた取り組みを実施するための体制・手続き等の仕組みです。会員に行ったアンケート結果(回答86社)では、89%の会員がISO14001など何らかのEMS認証を全生産部門(工場)で取得しており、EMSの導入は着実に増えています。
  
労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)の導入状況
 OSHMSは継続的な安全衛生管理を自主的に進めることにより、潜在的危険性の低減と安全衛生水準の向上を図り労働災害ゼロを目指す仕組みで、有効なシステムとして導入する企業が徐々に増えています。アンケート結果(回答86社)では56%の会員が導入しています。またシステムが確立されたことはOHSAS18001などの外部認証や内部監査により確認しています。
 
会員の自己評価
マネジメントシステム
方針、計画、コミュニケーション、点検監視など16 項目の自己評価項目の総合評価
ISO14001、OHSAS18001、ISO9001といったマネジメントシステムの導入が定着し、「十分満足」「ほぼ満足」が94%と高いレベルで維持できています。