目次
RCを知っていますか?
発行にあたって
環境・安全に関する日化協基本方針
報告書2011のトピックス
RC委員会の運営
RC委員会活動計画と実施状況
環境保全(省エネルギー・地球温暖化防止対策)
環境保全(産業廃棄物削減)
環境保全(化学物質の排出削減)
保安防災
労働安全衛生(労働災害防止に向けた取り組み)
労働安全衛生(安全表彰・シンポジウム)
物流安全
環境・保安投資
会員のマネジメントシステム
化学品・製品安全
会員の社会対話
RC委員会の活動(社会との対話)
会員交流
国際活動
RC検証
RCに期待する
JRCC協議会会員
注文書

 
 
 
 ICCAのRC活動は、RCリーダーシップグループ(RCLG)において基本方針が討議・決定され、本方針に沿って各国で活動が実践されています。2010年9月湾岸諸国石油化学工業協会(GPCA)が新たにRCLGに加盟し、加盟国・地域は54となりました。日化協は年2回の定例会議(2010年度はマイアミ、ドバイ)に参加するとともに、毎月の定例電話会議に出席しています。2010年度の重要な活動方針は、プロダクト・スチュワードシップ(PS)/グローバル・プロダクト・ストラテジー(GPS)活動を各国で開始することであり、日化協ではRC推進部と化学品管理部とが合同でJIPS(JapanInitiative of Product Stewardship)推進部会を設置して活動を強力に進めると同時に、アジア各国でワークショップを開催することによって活動を支援しています。
 また、日本はアジア太平洋の12の国・地域の協会で組織するアジア太平洋RC機構(APRO)の議長を務めており、同地区のRC活動をリードしていますが、まだまだ改善が必要な状況です。2011年度にインドネシアで開催される第12回アジア太平洋RC 会議(APRCC)を支援するとともに、今まで以上に各国との情報交換や活動方針について討議を行う機会を持つようにしています。